ばね指について
ばね指になると、指をしっかりと屈曲することが難しくなります。指を曲げようとすると、途中で引っかかったり、スムーズな動きが制限されたりします。また、指を動かす際に、ばねのような弾性感が指に感じられることがあります。指を曲げる際にゴムのような反発感が生じ、指の動きが異常になり、ばね指の進行が進むと指を動かす際に痛みや違和感を感じることがあります。これらの症状は特に動作時に悪化することがあります。
ばね指の原因
ばね指の主な原因は、指の腱(腱が指先から手首にかけて伸びている部分)の周りに炎症が生じることです。この炎症により、腱がスムーズに動かなくなり、指が曲がりくねり、ばねのように勢いよく開く動作が制約されます。
この炎症が起こる原因として、反復動作や強い力を加えること、あるいは手や指に過度のストレスがかかることが挙げられます。特に、長時間同じ動作を続ける仕事や、強い握力を要する作業、スポーツなどが関連しています。ばね指は早期発見が重要で、治療が適切に行われると改善の可能性があります。
ばね指は当院にお任せください
ばね指は、指を曲げた後の伸ばす際に、カクンと指が伸びる現象を指します。親指、中指に引っかかりが多く見られますが、複数本一気に症状が出る方もいらっしゃいます。痛みを伴う場合が多いですが、初期では痛みが無い事もあります。
治療として腱の癒着、組織の損傷の回復と予防のためのお身体の調整の治療があります。
1. 腱の癒着: 指の腱が屈曲したまま癒着することが、ばね指の主な原因となりますので、特殊な治療機器を使い、傷ついた組織の血流増加による回復、炎症の抑制を行います。
2. 関節の不安定性: 体幹や手首の関節が不安定である場合、ばね指が発生しやすくなる為、矯正治療やEMSでの筋力強化で予防を行います。 また適切なストレッチや強化エクササイズにより、指の腱や関節を強化し、柔軟性を向上させます。
当院ではばね指に対する包括的な治療アプローチで、患者様が指の機能を回復できるようサポートいたします。お気軽にご相談ください。