腰が固まって動けない――それは本当に「ぎっくり腰」なのか

急に腰が動かなくなり、起き上がれない。
体を少し動かそうとしただけで強い痛みが走る。
この状態をまとめて「ぎっくり腰」と呼ばれることが多いですが、実際の身体の中では”動作を止める反応”が起きているケースが少なくありません。
痛みより先に起きている「動作ロック」

ぎっくり腰の症状で特徴的なのは、
安静にしている時よりも動こうとした瞬間に強く出る痛みです。
これは、腰周囲の筋肉や関節が一斉に緊張し、
身体が「今は動かない方がいい」と判断している状態。
いわば、腰が“ロック”されたような状態で、無理に動かそうとすると強い痛みとして表れます。
片側だけ痛むのは、支点が偏っているサイン

痛みが腰の片側に集中するケースは非常に多く見られます。
これは左右どちらかが悪いというより、身体を支えてきた側に負荷が集まった結果です。
・立つ時に無意識に乗せている足
・動作の起点になりやすい側
・疲労を引き受け続けてきた側
こうした“働きすぎた側”が限界を迎えた時、片側の強い痛みとして現れます。
「ぎっくり腰の手前」は、動きの鈍さとして現れる

いきなり動けなくなる前に、
・動き出しが重い
・片側だけ腰がついてこない
・姿勢を変えるのに時間がかかる
といった変化を感じている方も少なくありません。
これが、いわゆるぎっくり腰の手前の状態です。
強い痛みがないため見逃されがちですが、身体はすでに余裕を失い始めています。
豆知識:動けないほど痛くても「損傷」とは限らない

ぎっくり腰で感じる痛みは、
筋肉や関節の損傷そのものよりも、神経が過敏になっていることが関係している場合があります。
そのため、痛みの強さ=状態の重さとは限らず、
適切な対応を取ることで回復が進むケースもあります。
自宅で無理をしないための考え方

強い痛みが出ている時期は、
「早く動けるようにしよう」と頑張るよりも、
・痛みを出さない動き方を選ぶ
・必要最低限の動作に絞る
・呼吸を止めず、身体を固めすぎない
ことが重要です。
焦って動かすほど、身体のロックは強くなりやすくなります。
鍼が選択肢になる理由

腰が固まり、触れる刺激すらつらい状態では、
鍼による施術が検討されることがあります。
鍼は、過度に緊張している部位や反応の強いポイントに対し、
身体が力を抜くきっかけを作ることを目的とします。
強く押したり動かしたりせずにアプローチできる点が、急性期との相性につながります。
繰り返さないために大切な視点
一時的に動けるようになっても、
身体の使い方や負担の偏りが変わらなければ、同じ症状を繰り返しやすくなります。
ぎっくり腰は、腰だけの問題ではなく、
身体全体のバランスが崩れた結果として現れるサイン。
回復後こそ、整える視点が重要になります。
「これはぎっくり腰なのか」「今は動かさない方がいい状態なのか」
判断に迷う段階でのご相談も少なくありません。
当院では状態を確認しながら、無理のない施術をご提案しています。
当院がはじめての方も、お気軽にご相談ください。▶︎ はじめての方はこちら
身体の違和感や施術後の反応についても、気になることがあれば遠慮なくご相談ください。
整骨院れん-REN-では、一人ひとりの状態に合わせた丁寧な対応を大切にしています。
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